10代「悪意の投稿経験」4割に理解の声

ニコニコ笑っていても書き込む内容は…ということも?

インターネットおよび携帯端末がこれだけ普及すれば、好ましくない形でそれを利用する者が現れるのは避けられないこと。スマホでSNSや掲示板に「悪意のある投稿」をしたことのある人の割合が、10代では4割以上にのぼることが明らかになり、物議を醸している。

この調査は、情報処理推進機構が今年9月から10月にかけて、13歳以上のパソコンおよびスマートデバイスのインターネット利用者、各5000人を対象に行ったもの。悪意のある投稿経験や個人情報公開、フリーWi-Fi利用などについて調べた。

まず、悪意のある投稿の経験について、「したことがある」と回答したのは、PCユーザーが24.7%で、スマートデバイスユーザーが26.9%。微差ではあるが、スマートデバイスの方が悪意のある投稿がしやすいことがわかる。

そして年齢別のデータを見ると、年代が下がるにつれて数字が上がる傾向があり、PCでは10代と20代の3割以上が、そしてスマートデバイスでは10代の4割以上(41.7%)が、悪意のある投稿をしたことがあると回答。そのうち10代のスマートデバイスでの悪意のある投稿をした理由は、「いらいらしたから」が29.8%でトップ、以下「人の投稿やコメントを見て不快になったから」(26.7%)、「人の意見に反論したかったから」(23.6%)が続いている。

この結果に対するネット上の反応は、なかなか興味深い。すなわちツイッターには、

「自分は見えないところで悪口言うの嫌いだから基本しないな。実は人のそういうツイート見るのも嫌い」
「なんで悪意のある投稿をするんですかねぇ 見た側がどう思うか」
「10代の四割が悪意の投稿したことあるとか 怖すぎひん?」

と、この数字に苦言を呈する意見はあるものの、多数を占めるのは、

「悪意のある投稿ぐらいしたっていいだろ~」
「『悪意ある投稿する若者が増えてる』って当たり前だろ~。愚痴も言えないこんな世の中じゃポイズン」
「面と向かって言わねぇで少しでもストレス逃そうと頑張ってんだよ」
「誰かが原因を作るから悪意ある投稿はなくならないんじゃ」

など、「何が悪いのか?」という意見。なかには、

「どこからどこまでが悪意のある投稿になるんでしょう?愚痴も入るなら、私も悪意のある投稿をしている側ですね」
「悪意のある投稿が42%? もっと居るだろww」
「10代で悪意のある投稿が4割?wほぼ全員やってるだろww」

と、調査結果を疑う声さえ寄せられている。

ちなみに、10代のスマートデバイス利用者での「悪意の投稿の内容」で最も多かったのは、「下品な言葉を含む内容」(14.8%)で、以下「他人や企業の悪口」(14.5%)、「さげすんだりけなしたりする内容」(6.1%)の順だった。ネットでは、悪意の投稿に対して一定の理解を示す声も少なくなかったが、そういった投稿が数々の騒動を引き起こしてきたのは“歴史”が証明済み。書き込みでの憂さ晴らしは、やはり程々にした方がいいだろう。
(金子則男)

【関連リンク】
■「2015年度情報セキュリティに対する意識調査」報告書について-情報処理推進機構
https://www.ipa.go.jp/security/fy27/reports/ishiki/index.html
■Yahoo!リアルタイム検索 「悪意 投稿」の検索結果
http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%82%AA%E6%84%8F+%E6%8A%95%E7%A8%BF&ei=UTF-8

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