世界最大級イベント「CES2016」トレンドは?

様々な最新テクノロジーが集結した「CES 2016」
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1月5~9日に開催された世界最大の家電展示イベント「CES 2016」。アメリカで年初に開催される「CES」は、毎年新しいトレンドの製品が発表され、世界中から注目される一大イベントだ。今回も様々な製品や最新技術が発表されたが、特に自動運転車やVR機器、ウェアラブルデバイスが注目されていたようだ。

フォード・モーターは車体周囲の状況を感知する新型の車載センサーを披露。また、トヨタはグーグルの研究者とともに“ぶつからない”を学習する人工知能を搭載した自動運転車を発表している。さらに半導体メーカー・NVIDIAからは自動運転車を開発するメーカー向けのシステムが発表され、開発の後押しをする形となった。

また、VR機器も各社がしのぎを削る。uSensは、仮想現実(VR)を楽しめるだけでなく、拡張現実(AR)も見られるデバイス「Impression Pi」を発表。また、スマホアクセサリーを販売するSpeckからは、折り畳みが可能なVR ヘッドセット「Pocket VR」が登場していた。

一方、最新のウェアラブルデバイスも見逃せない。2013年に指輪型ウェアラブルデバイスを発表して世間を驚かせたログバーは、世界初のウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」を発表。手のひらサイズのスティックを“押して話すだけ”で即時に自動翻訳してくれる機器だ。

さらにBMWモトラッドは、ヘッドアップディスプレイ(HUD)付きヘルメットのプロトタイプを公開。HUDには、制限速度や道路標識などの交通情報のほか、ガソリン残量、ギア、タイヤ圧、走行速度などといった車両情報をライダーの視野内に直接投影する。ライダーは道路から目を離さずに走行できるようになり、安全性の向上が期待される。数年以内の実現を目指す意向のようだ。

なお、HUD付きヘルメットについてはライダーからの注目度が高く、Twitterには、

「こういうのアライやSHOEI(※)から出してくれないかしら?」(※ヘルメットメーカー)
「一昨年くらいからこの手のもの開発が見に見えて盛んだけどマジで欲しい」
「こういうので人や車の飛び出し予測機能とかあれば便利そう」
「早く売り出して欲しい。BMWは20年以上前からABSを標準装備。やっと国産メーカーも追い付いたが未だにバイクの安全デバイス等では周回遅れかな」

など、期待する声や、日本のメーカーでも開発してほしいという声が多くあがっている。

毎回、最新技術の結晶が発表され、盛り上がりを見せる「CES」。これらの機器が日常生活で使われるようになった時、私たちの生活がどのように進化していくのだろうか。
(花賀 太)

【関連リンク】
■CES 2016 公式日本語サイト
http://cesjapan.org/
■CES 2016
http://www.cesweb.org/

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