1体60万円以上!究極のラブドール

「アンジェ」シリーズのりりちゃん。これぞ正統派めがね美女! プライベートの女優のようなオーラに、メロメロでクラクラだ。ちなみにここで紹介したドールの詳細はオリエント工業公式サイト(http://www.orient-doll.com)へ。また購入希望者のための予約制ショールームが東京・大阪・福岡で営業中だ

ラブドールといえば、空気で膨らませた…なんてイメージは前世紀の遺物。顔から素材から、今や驚くべき進化を遂げているのだとか。

「プロポーションはもちろん、上質なシリコンを使って肌質や弾力にもこだわって作っています。各関節も自由にポージングできる固さと、しなやかに曲がる可動性を備えているんです。また、お風呂に入れることもできますよ」

ドール作り一筋38年の歴史を誇るオリエント工業の広報さんの談。残念ながら見事な“肉体美”は掲載できないが、こだわりは見目麗しきご尊顔からありありと見て取れる。

「主に造形師が理想の顔を追求した『アンジェ』シリーズと、実際の女性から型どりした『やすらぎ』シリーズがあります。すべて女性スタッフが一体ずつメイクを施して嫁入りさせているんですよ」

「アンジェ」シリーズには、以下で紹介しているりりちゃん、沙織ちゃんに加え、現在10種類あるとか。それ以外となる「やすらぎ」シリーズは確かに人間らしさがあり、親しみが持てる。ちなみに顔も体も日々開発を重ねているのだという。

「よく『ゆくゆくは会話できるように?』とか、『ロボット化するんですか?』といったご質問をいただくのですが、あくまでドールとしての使い勝手を追求することを重視しています。軽量化や、人間に近づけつつ耐久性を維持できる質感などの研究を行っています」

こだわり抜いてお値段は1体60万円以上! さらに指関節の可動化(4万8000円)や視線移動(1万円)といった多彩なオプションがそろう。嫁入り時には左手の薬指に指輪をつけて届けられる彼女たちが、どのような“一生”を送っているかは、愛好家たちが各種ブログに上げている。それを見ると…いやはや、おもちゃの域を通り越して、もはや“人生のパートナー”というべきものだ。
(吉々是良)