アウトドア仕様のスマートウォッチ

カラーはオレンジ・レッド・グリーン・ブラック4色。ボディ部分のサイズは縦:61.7×横:56.4×厚さ:15.7 mm。重さは約93g

『Apple Watch』の発売以降、さまざまなメーカーがスマートウォッチを発表していますが、その多くはタウンユースとしての使用を想定しています。そんななかにあって、異彩を放つのが、カシオの『Smart Outdoor Watch WSD-F10』です。

『Smart Outdoor Watch』という名が示すとおり、特徴は「電子機器の集合体であるスマートウォッチがアウトドアシーンでもガシガシと使える」こと。

水辺や雨天時でも使える5気圧防水性能を備え、落下や温度変化、振動などによる試験をクリアすることで与えられる米軍の物資調達規格「MILスペック」にも準拠した製品。『G-SHOCK』などで培ってきた、タフネス性能やセンサー技術を盛り込むことで実現できたという、カシオだからこその製品です。

Android Wearを搭載することで、「Gmail」「Google音声検索」「Google Maps」「Google Fit」「天気予報」など、Googleが提供する各種アプリやサービスに対応するのはもちろんのこと、Androidスマートフォン(iPhoneは使用できる機能に制限)と接続することで、コンパス、気圧・高度、日の出・日の入り時刻、タイドグラフ、活動グラフなどの各機能を時計で確認して、自然環境の変化や活動量をリアルタイムで把握することが可能。

また、スマートフォンアプリ「CASIO MOMENT SETTER+」(Androidのみ)を使えば、速度や距離、日の出の時刻、休憩のタイミング、魚の動きが活発になるフィッシングタイムなどの情報を、設定した条件に基づき自動でお知らせ。アウトドアのなかでも人気がある「トレッキング」「サイクリング」「釣り」の各アクティビティがより楽しいものになりそうです。さらに他社との提携アプリも搭載。トレッキング専用の地図を呼び出し表示できるアプリや、現在地付近の雨の様子が一目で確認できるアプリなどがあります。

操作面では、滑り止め加工を施した大型サイズのボタンを採用。右側に集約することで、グローブを着用する機会が多いアウトドアシーンでも操作しやすくなっています。また、バンドは腕にフィットするソフトウレタンで、長時間の着用でも快適です。

そして最大の特徴は、長時間、時計として使用することができること。一般的なスマートウォッチは、アプリを多用すると1~2日で電池が切れてしまい、時計としても使えなくなるタイプがほとんどです。

しかし、『WSD-F10』はディスプレイに、モノクロ液晶とカラー液晶を重ねた二層構造を採用。アプリを使わない時は、スマートフォンとの通信とカラー液晶表示をオフにして、モノクロ液晶で時刻のみを表示。消費電力を抑制します。この「タイムピースモード」を選択すれば、1カ月以上は時計として使うことができるそうです。

ただし、通常モードでアプリなどを使い続けると、電池が約1日程度しかもたないのは、一般的なスマートウォッチと同じなのでご注意を。ちなみに、充電はマグネット圧着式充電端子を使用して、約2時間で満充電となります。

アウトドアシーンでライフログを取ったり、必要な情報を提供してアクティビティの手助けをしてくれる『WSD-F10』。釣りや山登りなどを趣味にするガジェッターのみなさんは、食指が動く一品かもしれません。

(コージー林田)

 

『Smart Outdoor Watch WSD-F10』(カシオ/価格:7万5600円)

 

MILスペック SmartOutdoorWatch スマートアウトドアウォッチ