スマホで植物を“遠隔育成”できるIoT 植木鉢



ニュースなどで目にすることが増えてきたIoTという言葉。これは「Internet of Things」の略、IT機器以外の家電やウェアラブル端末などがネットにつながることで、日本語では「モノのインターネット」と訳されます。最近はそんなIoT家電も徐々に発売されつつありますが、今回紹介する『planty』は、なんとIoT植木鉢。スマホを使って水やりなどを行うことができるんです。

IoT植木鉢と聞けば、なんだか操作が大変なイメージがありますが、そんな心配はありません。設定は簡単で、『planty』に植物を植えて、内蔵された約500mlのタンクに水を注入しておくだけ。あとは、スマホに通知される水やりのタイミングなどに従ってスマホを操作すれば、Wi-Fiを通じて離れた部屋や外出先からでも水やりが可能です。

水は3方向からムラなく植物にかかるように設計。また、水やりをした後、鉢底に余分な水が溜まって根が腐ってしまうことのないように、余分な水は受け皿まで流れ落ちる構造になっています。

『planty』は、水やり以外にも、光量が足りないときなどは、スマホにアラートが送られてきます。さて、ここで疑問が2点。ひとつは、植物によって育て方は違うはずなのに、どうして植えた植物に適した室温や水量、光量がわかるのか。これについては、付属アプリに「ローズマリー」「バジル」「オレガノ」「レタス」「ガジュマル」「ヒヤシンス」「ポインセチア」など、現時点で30種類以上の植物の育て方がインストールされており、その情報に基づいて、理想の栽培環境にする水やりや日光にあてるタイミングを教えてくれるからです。

もうひとつの疑問は、なぜ現状の栽培環境がわかるのか。これは、設置されたセンサーのお陰。栽培に適した温度かどうかは温度センサーを、水やりのタイミングは土壌湿度センサーを活用。日光を十分に浴びているかは、光量センサーが監視しています。

IoTの恩恵は直接の植物栽培だけではありません。複数のメンバーでひとつの植木鉢を管理して、植物を一緒に育てることも可能なので、家族や友人、恋人同士、会社の同僚などとひとつの花を咲かせるのも楽しそうです。

忙しすぎて水やりを忘れたり、出張が多くて水やりができなかったりして、植物を枯らしたことがある人には、オススメの植木鉢。ハーブ類を育てて料理に使ってもよし。観葉植物や花を育てて癒されてもよし。これまで栽培に失敗した人も、『planty』で再チャレンジしてみてはどうでしょうか。

(コージー林田)

『planty』(ハンズエイド/価格:2万2000円)

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