SNSで「友達」を装う詐欺にご用心!

なかには知り合いのアカウントを乗っ取って近づいてくるケースもあるようなので、ご注意を!
イラスト/坂本綾子

このところ増えているという「スマホ中毒者」。その原因のひとつとしてよく挙げられるのがSNSです。中毒とまではいかずとも、ヒマさえあればついスマホでツイッターやフェイスブックをチェックしてしまうなんて人は少なくないことでしょう。

フェイスブックの登場以降、実名アカウントもすっかり浸透した感がありますが、最近、ユーザーがSNS上に公開している「プライベート情報」を悪用して詐欺行為を働く新手の犯罪が登場している模様です。

その手口とは、SNS上で「友達」のふりをして近づき、アヤしいパソコンソフトを法外な値段で売りつけるというマルチ商法。犯罪者たちはSNS上に公開されている個人情報をヒントに「カモ」になりそうなユーザーや、ひっかけるためのネタを探しているといいます。例えばプロフィール欄に「釣りが趣味」と書いているユーザーに、同じ趣味を持つ仲間であることをアピールして近づいてくるといった具合。最初はSNS上のゆるい付き合いから徐々に距離を詰め、最終的には詐欺にハメるという卑劣な手口です。

「知人以外の友達申請をブロックしていたとしても、なかには知り合いのアカウントを乗っ取って近づいてくるケースもあるようです。その場合、ニセモノかどうかを見分けるのは非常に困難ですが、急にモノを売りつけるようなことを始めた場合は、当人に連絡して本物かどうかを確かめましょう」(シマンテック・シニアセキュリティレスポンスマネージャ・濱田譲治さん)

そして、個人情報を公開することのリスクについても、今一度しっかりと認識する必要がありそう。

「情報の公開範囲は個人で判断することですが『誰まで公開するのか』のプライベート設定はとても重要です。また、ペットの名前などをSNSで話題にすることがありますが、銀行のパスワードなど『パスワードを忘れた場合の秘密の質問』をペットの名前などに設定していると、犯罪者にバレてパスワードを破られてしまう可能性もあります」(同)

どうやら「べつに住所や電話番号を公開してるわけじゃないから大丈夫」なんて思っていたら大間違いのようです。

相手の顔が見えないSNSだからこそ、近づいてくる相手の素性にはリアル以上に気を配る必要があるのかもしれませんね。

(榎並紀行/やじろべえ)

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