知っておきたいスマホ水没時マニュアル

防水モデルも油断大敵! 正しい使い方をしていないと故障することも。防水性能を説明書で確認しておこう。いざというときは、応急処置後まずはキャリアショップでの状態確認を。

高スペック、大画面化がすすむスマートフォン。防水モデルが増えているものの、フィーチャーフォンと比べ、スマホは高価でより精密なため、水没してしまったときの絶望感ははかりしれない。もし水没してしまったときは、修理に出すにしても、どう応急処置すれば復旧の可能性が高まるのか? スマホ修理業者「SMART」の藤澤純一さんに、水没事例、応急処置方法を聞いた。

「洗濯機で服ごとまわしてしまうケースや、冬は雪の中、夏は海や川に落として故障するケースが多いです。持ち込まれる状態としては、電源が入らない、画面は映るがバックライトが付かず画面が薄暗い、タッチができない、充電ができないなど様々です。ICチップの腐食などの重度の故障でなければ直ることもあります」

しかし、油断大敵。水没した際にやってはいけないことがあるという。

「応急処置の基本は、落とした直後は電源を切って、しばらくつけないことです。そして、タオルでスマホをくるんで、乾燥剤と一緒にジップロックなどの密閉できる袋に入れて放置してください。乾かし方は、これが一番です。振ると基盤に水が広がるのでやめてください。ドライヤーも、温風で水蒸気になって基盤に水分が浸入するので危険です。最悪なのは冷蔵庫。乾燥するという説もありますが、結露して余計に広がる可能性があるので絶対にやめてください」

落とす前に、できることはないのか?

「最近ではイヤホンジャックアクセサリーが流行っているので、あれを付けておくと少しは安心です。また、充電口のキャップなどもあるので、雪の多い地方の方や、水場での作業が多い方は付けた方がよいでしょう。防水モデルでない方にもオススメです」

水没や落下など、もしものトラブルの際には、落ち着いて対応したい。また、防水モデルも油断せずに防水キャップが外れていないかの確認など、正しい使い方をしよう。

(佐伯望)

水没 防水モデル