スマホを仕事でどう使っている?

最近は社内外でタブレットを使用している光景も一般化してきた

ノートパソコンを携帯して、会社以外の場所で仕事をする「ノマドワーカー」が注目されて久しいが、最近は、パソコンに加えてスマホやタブレットを併用している人も増えているようだ。

インプレスR&Dとモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)が、2012年9月に全国1795の企業を対象に共同で調査した「企業のスマートフォン/タブレット利用動向調査」によると、スマホを業務に利用していると回答した企業は41.7%(タブレットは34.2%)。さらに個人所有のスマホを業務で利用している企業は30.6%(タブレットは21.3%)に上ったそうだ。では具体的に、スマホやタブレットは仕事でどう使われているのだろう? 『Androidスマホ&クラウド「超」仕事術』の著者・アキヅキダイスケさんに聞いてみた。

「スマホやタブレットの仕事利用は大きく分けて3つの主流があります。1つ目はスケジュール管理やタスク管理。アプリ『ジョルテ』や『Any.DO To Doリスト』などを使い、スマートフォンを手帳代わりに使うケースですね。2つ目は情報収集。『gReader』などのRSSリーダーや、各新聞のアプリを通勤時のスキマ時間に閲覧して情報を得ている人が増えています。そして3つ目はメールチェックと資料閲覧。外出先で仕事のメールのやり取りを行うほか、『Evernote』や『Dropbox』などのクラウドアプリを使って、仕事上の資料をチェックするケースです。ただこれは、企業コンプライアンスの関係上、資料を社外に持ち出すことが禁止されている場合も多いので、利用には注意が必要です」

3つ目の資料閲覧に関しては、「資料をほかの人に見せる」、つまり社外プレゼンやミーティング時に使われることも多い様子。ちなみに最近は、WordやExcel、PowerPointを編集できるオフィスアプリも数多く出ているが、調べたところ、「打ち込みに時間がかかる」「ミスタッチをしてしまうのでまだ使いづらい」などの声が多く、ビジネスでがっつり使っている人はまだそんなに多くないようだ。しかしそんななか、面白い活用をしている人を発見!

「薬局で働いていますが、患者さんにぜんそくの治療に使う吸入薬の使用方法などを説明するときに、YouTubeにアップされた動画をタブレットで見せながら行っています。高齢者やお子さんは特に、言葉で説明するよりも動画で見せる方が早く理解してもらえるので便利ですね」(調剤事務・24歳)

「外資系飲食店勤務の私は、海外店舗のオーナーを交えてミーティングするときに、タブレットを用いて『Skype』でミーティングすることが増えました」(飲食店・25歳)

「スマホ用のキーボードを購入してから、ノートパソコンではなくスマホで文書を書くようになりました。家で仕事をするときは、スマホの画面をHDMI端子経由で出力して、大きな外部モニターで見ながら使っています」(編集・32歳)

使い方しだいで、仕事での利用もまだまだ様々な可能性がありそう。しっかり活用してビジネスの幅を広げていこう!

(冨手公嘉/verb)

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