「スマホ腱鞘炎」予防法

片手持ち&連打操作は腱鞘炎のもと

最近、スマホの使い過ぎで「腱鞘炎」に悩む人が増えてきたという。Twitter上では「本格的に左手の親指が痛くて動かせなくなってきた…」などの痛々しいつぶやきも。スマホはフィーチャーフォンよりも大型で重いものが多く、片手で操作している人ほど指や腕に負担がかかるため、腱鞘炎にかかりやすいようだ。

ところが、独自の腱鞘炎解消プログラムを考案した「うえだ整骨院」の上田康浩院長によると、スマホによる腱鞘炎の一番の原因は“親指の酷使”なのだそう。

「スマホの操作は細かい指の屈伸運動の連続なので、腱と腱鞘を酷使しやすいんです。ゲームやSNSなどで毎日長時間スマホを操作していれば、指が腱鞘炎になるのは当たり前かもしれません」(上田院長)

確かに…。そもそも腱鞘炎とは、骨と筋肉をつなぐ“腱”と、腱を包むこむ“腱鞘”が炎症を起こす症状のこと。ゲームアプリやSMSなどで画面を毎日指で連打していれば、腱鞘炎になるのも当然だ。では、指が腱鞘炎になってしまったらどう対処すればいいのだろう?

「手と指を休めるのが一番ですが、スマホをまったく利用しないわけにいかないのが実情ですよね。まずは姿勢をよくして首・肩を回し、力を抜きましょう。そうすると緊張状態にあった手の力が自然に抜けていきます。また、前述のように腱鞘炎は熱をともなう炎症です。寝る前に20分程度アイシングするのも効果的です」

なかでも「姿勢」はかなり重要で、姿勢の良し悪しによって同じ時間スマホを使っても腱鞘炎になる人と、ならない人に分かれるという。

「手の神経はすべて首から出ています。スマホ画面を見るために下ばかり向いて首に負担をかけると、手の神経伝達が悪くなり、筋肉がこわばってしまうんです。そのため、大して手を使っていなくても、姿勢が悪い人は腱鞘炎になってしまうことがあります」

子どもころに言われた「ゲームは1日1時間!」ではないが、スマホの使用時間に制限を設けた方がいい場合もありそうだ。もはや現代病といっても過言ではない「腱鞘炎」。予防のためにも「姿勢を正し、両手で操作する」ことを意識してみよう。

(遠藤麻衣/verb)


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