焚き火や自転車で・・・オモシロ発電グッズetc..

実際にBioLiteキャンプストーブを使って発電。オレンジ部分のパワーユニットに内蔵された送風ファンにより燃料が勢いよく燃えあがり発電効率が良くなります

バッテリーの減りが早いスマホの普及で、急速に広まった感のあるモバイル電源。さらに最近では、防災意識やエコ意識の高まりも影響し、コンセントのない時でもスマホを充電できる「発電グッズ」が続々と登場し注目を集めています。

その代表的なものが震災で一気にニーズが高まった「手回し充電ラジオ」でしょう。

ソニーの非常用ラジオ「ICF-B08」(税込6980円)はiPhoneなどのスマホや携帯電話にも充電できるUSBポートをそなえたライト付き手回し充電ラジオ。スマホのモデルによりますが、約1分間(2回転/秒)ハンドルを回転させると連続待ち受け時間約40分、連続通話約1分のバッテリーをまかなうことができます。

手回しはちょっとしんどい…という方には東部の電動アシスト自転車「エアロアシスタント アンジー+N」(税込10万7100円)がオススメです。プリウスなどにも採用されている回生ブレーキ機能により、約20kmの走行で携帯電話39台分の電気を作り出すことができるのです。もっとも電動アシストがオフの状態ですので、やはり体力勝負の面は否めませんが。

もっとラクして発電したいという方にはソーラー発電パネルが最適。

アウトドア用ソーラーパワーシステムメーカーのGOAL ZEROの「シェルパ50リチャージングキット」(税込4万9800円)なら、晴れの日はもちろん薄曇りの日でも発電可能です。6~12時間で付属バッテリーパックへの充電が完了し、スマホは約7回分、さらにはノートパソコン約1回分の電力をまかなうことができます。スマホ充電だけで十分ならよりコンパクトで軽い「ガイド10プラス モバイルキット」(税込9800円)や「スイッチ8 リチャージングキット」(税込1万1500円)を日々持ち歩き、鞄などに貼り付けておくという手もあります。

さらにユニークな発電方法が、なんと焚き火で発電ができる「BioLite キャンプストーブ」(税込1万7640円)。木の小枝や小さな薪を燃焼室で燃やすことで、付属のパワーモジュールに蓄電され、それをスマホなどのUSBで充電できる電子機器へと給電できるのです。ただし、実際に使ってみると20分間の燃焼でiPhoneが約10%充電できるくらいのペースですから、あくまで非常用と考えた方がよさそうです。もっとも、発展途上国用に発売されている「HomeStove」があれば、煮炊きしながらかなりの電源を確保できそうです。

現時点で購入できるオモシロ発電グッズは以上です。しかしコンセプト・試作品として現在提案されているものであれば、他にもたくさんあります。呼吸で発電する「AIRE」、歩くだけで発電するガジェット「SolePower」(ソーシャルファンディングで出資募集中)、サッカーボールで遊びながら発電する「SOCCKET」などなど…。

ともあれ人間が生きている以上、余分なエネルギーが発生するわけで、それをいかにして電気に変えるかがミソ。近い将来、自分の排泄物でスマホを発電…なんてことも可能になるかもしれませんね。

(熊山 准)

 

モバイル電源 充電 手回し充電 焚き火 電動アシスト自転車