電子マネー支払いを躊躇する金額は?

鞄から財布を取り出したり、お釣りを待ったりする手間いらずなのが電子マネーの魅力のはずだが…

ワンタッチで支払いが完了する便利な電子マネー。支払い方法の一種として普及してきたものの、千~万円単位の大金を払うとなると、お金を使った実感が持てないからか、利用をためらう人も多いのではないだろうか。そこで、20~30代の男女224人に「電子マネーで支払うのに躊躇してしまう金額」に関してアンケート調査をしてみた(協力/ファストアスク)。

■電子マネーで支払うのに躊躇してしまう金額
1位 1万円~2万円未満(12.4%)
2位 2000円~3000円未満(11.9%)
2位 1000円~2000円未満(11.9%)
4位 5000円~7000円未満(10.4%)
5位 3000円~5000円未満(9.8%)

結果、1位は高額の「1万円~2万円未満」。他と桁が違うので、思わずためらう人が多いのもうなずる。一方で、2位には「1000円~2000円未満」と「2000円~3000円未満」が同率で続く。ワンコイン前後の軽食や飲み物を電子マネーでサッと購入する人を見かけることがあるが、日常使いでは少し桁が上がると支払いをためらってしまう人が多いようだ。

続いて、電子マネーで支払いをするのに躊躇するシチュエーションについても尋ねてみた。

■電子マネーで支払いをするのに躊躇するシチュエーション
1位 コンビニの買い物(46.6%)
2位 ランチ(16.1%)
3位 家電量販店の買い物(15.0%)
4位 ホテル宿泊(14.0%)
5位 書店の買い物(10.4%)

軽食などを気軽に買う人がいる一方で、意外にもコンビニがダントツで1位に。調査では「電子マネーの支払い時にイラッとしたこと」についても聞いてみたのだが、「簡単にしたいから使っているのにやたら時間がかかる」(37歳)、「店員が電子マネーでの扱いに慣れていなくて支払いできなかった」(29歳)といった「店側の問題」も背景にあるよう。すばやく買い物を済ませられるはずのコンビニで、なぜか店員が電子マネーに慣れておらずレジでもたつく…それに不満を持つ利用者は少なくないようだ。

このほかにも、「金額を間違った際の対応がめんどくさい」(27歳)、「清算時に反応してくれない」(30歳)、「先にレジへ並んでおられる方が、電子マネーの利用経験や知識に乏しかった為とても時間がかかった」(23歳)といったエピソードを持つ人も。

機器にタッチするだけで、瞬時に精算できるのが電子マネーの魅力。あまり深く考えずに手に取る食料品や嗜好品など、日常の細々としたものを買うのに利用する人が多いのだろう。となると、桁が上がる「1000~2000円」が電子マネーで躊躇なく支払える金額の境目なのかも!?

(池田園子)

躊躇する 金額 電子マネー