ついに香水まで“ウェアラブル”に?

カートリッジを1回充填すると、香りはおよそ100噴霧楽しめる

スマホで「香り」を楽しめる新感覚のガジェット「Scentee」。これまでスマホがアプローチできていなかった嗅覚への刺激を実現し、最近注目を集めている。スマホから香りが漂うようになるなど、一体誰が想像できただろうか。

昨年12月には、Scenteeを使った鼻で味わう焼肉アプリ「鼻焼肉」が話題に。その名の通り「鼻で味わう焼肉体験」をコンセプトにしており、アプリを起動しScenteeをスマホにセットすると映像と一緒にカルビ・タン塩・じゃがバターの3種の香りを楽しむことができる。

そんなScenteeを開発したのはScentee株式会社。次に目指すのは、なんとシーンごとで香りを変化させる「ウェアラブル香水」だという。そこで、同社 COO 岩崎宏之氏にそもそもScenteeで何ができるのか、さらにウェアラブル香水とはどんなものなのか、話を聞いた。

Scenteeはスマホを介するコミュニケーションに香りを用いたデバイスです。たとえばメールや電話の着信音、Facebook更新時のプッシュ通知の代わりに、香りを使って通知することができます。また、スマホ上のアクティビティを香りと紐づけることもでき、アラームやスケジュールを香りで通知することもできます」(岩崎氏)

使い方は簡単だ。あらかじめScentee公式アプリAndroidiOS対応、無料)をインストールしたうえで、Scentee本体をスマホのイヤホンジャックに差し込む。続いてRoseやStrawberry、Coffee、Lavender、Rosemary、カレー、焼肉などのScentee専用カートリッジ(別売り/各756円 ※焼肉のみ3つセット〈カルビ・タン塩・じゃがバター〉で2138円)をセット。アプリではシーンに応じて香りの噴霧時間の長さを選択したり、時間間隔を設定したりすることができる。

Scenteeで使える香りは1回に1種類となります。Scentee本体をスマホに装着した状態でのみ、前もって選んでおいた香りを体験できます」(岩崎氏)

なお、開発中だという「ウェアラブル香水」については、「1種類の香水をウェアラブルなデバイスに閉じ込め、利用者のスケジュールや行動パターンに沿って、香りを噴霧させるタイミングや強弱、頻度を最適化した形でコントロールさせるものです」と岩崎氏。ひとつの香水が常に一定の香りを放つのではなく、その時々の状況によって制御されることで、香り方が微妙に異なってくるという、なんともワクワクする仕掛けだ。

「ウェアラブル香水」の発売は2015年初頭を予定。香水の使い方が変わる日はそう遠くないのかもしれない。
(池田園子)

【今回教えてくれたのは…】

■Scentee株式会社
URL:https://www.scentee.com/

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