目覚めの良いスマホアラーム音とは?

冬の時期、朝起きるのってツラいですよね…。スマホのスヌーズ機能を使ったり、アラームをセットしたスマホをベッドから遠いところに置いたりと、試行錯誤している人も多いのでは? でも、どうせならアラームの“音”の力だけでパッと起きたい!


そもそも“目の覚めやすい音”とは、どんなものなのか? 聴覚心理の専門家、オトデザイナーズ代表の坂本真一さんに聞きました!


「実は今の研究では、どんな音が“目の覚めやすい音”なのかはハッキリとは解明されていないんです。ただ、“好きな音”より“嫌いな音”の方が、目覚ましのアラーム音にはふさわしいと考えられます。人が『嫌い』と感じるのは注意を喚起させる音なので、目が覚める可能性が高いでしょう」


たしかに、家の外で工事の音がすると不快で起きちゃいますもんね!


「工事現場の音はわかりやすい例ですが、 2006年にオトデザイナーズが行った『日本人が好きな音、嫌いな音10000人調査』では、『蚊の飛ぶ音』『咀嚼音』『歯医者で歯を削られる時の音』が嫌いな音のトップ3に選ばれました。これらは、不快な行為や物事を連想させる音だから上位にあがっているんでしょうね」


これらの音はネット上でフリー音源としても出回っているので、ダウンロードしてアラーム音に設定すれば、寝過ごして「いつアラームが鳴ったっけ!?」と焦ることも少なくなりそう。でも“嫌いな音”だとさわやかに目覚めるのは難しそうです…。


「不快な気持ちで起きたくないなら、アラーム音には不向きな“好きな音”を選ばなくてはなりません。2006年の10000人調査では、『川のせせらぎの音』や『波の音』が上位に。しかし、これらは穏やかで変化がない音なので、すぐに慣れてしまい、目を覚ますどころか眠くなるおそれも…。少しでも心地良く目覚めたいなら、穏やかな音から徐々に“嫌いな音”を織り交ぜていくアラーム音がいいと思いますね」


オトデザイナーズが開発した目覚ましアプリ「目覚めーたー」(AndroidiOS対応)でも、その工夫は施されているそう。穏やかな水の音から始まり、最終的には金属がぶつかり合うようなキンキンとした高い音が鳴るようになっている。

なるほど、これならひとつの音に慣れることもなく、穏やかな音だけで起きられる日もありそう! また、“仕事をしている時によく聞く音”で目覚めが良くなる可能性もあるらしい。


「人にもよりますが、会社の電話や社用ケータイの着信音などは、緊張があおられる音なのでアラーム音に使うといいかもしれませんね」


たしかに眠りが深くても、仕事関係の音なら飛び起きちゃいそうですね! とはいえ、どんなアラーム音でも、毎朝聞いていると慣れてしまうので、3日に1回くらいはアラーム音を変えるのがオススメとのこと。


すんなりと起きることができない人は、“目が覚めるアラーム音”を探してみては?


(アオキユウ/short cut)

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