「MESH」の開発アイデア5選

話題のMESH。電子工作やプログラミングのスキルは一切不要で、ものづくりの楽しさを存分に味わうことができる

ソニーの若手チームが開発した「MESH(メッシュ)」なるガジェットが話題を集めている。ブロック形状をしたワイヤレスな機能タグ「MESHタグ」を身近な家電や生活雑貨などに貼り付けて、モノや環境を自由自在にカスタマイズできるというものだ。特別なプログラミングスキルは一切不要。iPadの専用アプリ(MESH Canvas App)で直感的に組み合わせを指定することができる。

「『MESH タグ』はそれぞれ『LEDライト』『加速度センサー』『ボタンスイッチ』などの機能を持っていて、各機能をBluetoothで連結し、iPad上で自由に組み合わせることができます。たとえば、LEDライトタグを傘立てに貼り付けて、天気予報の情報を読み込ませれば、晴れの日は赤く、雨の日は青く光らせることも可能。音で天気の変化を知らせることも可能です。これで雨の日に傘を忘れることもありません」(開発チームの善積真吾さん)

こうした様々な “モノ”とMESHタグの組み合わせ次第で、「誰でも発明家になれる」(善積さん)のがMESHの魅力だという。

そこで、開発チームおすすめのMESH活用アイデアを5つ挙げてもらった。

■ダンベルが目覚ましを応援してくれます!

「ダンベルにMESHタグ(加速度センサー)を貼り付けます。すると、あっという間にダンベルを10回持ち上げないとタブレット端末の目覚まし音が止まらない『目覚ましダンベル』の出来上がりです。朝のトレーニングついでにスッキリ目覚めることができます」(善積さん。以下同)

■出がけに鍵をとって、自動撮影でファッションコーディネートを記録

「家の鍵を吊るしておくフックにMESHタグ(加速度センサー)を貼り付けて、MESH対応のカメラを連動させると、鍵をとる際の振動で自動的に自分の姿を撮影してくれます。撮った画像をそのままスマホに送ることも可能なので、出かける際のファッションを、毎日自動で記録できます」

■ゴミの回収日は忘れても大丈夫!ゴミ箱がお知らせ

「ゴミ箱のフタの表にMESHのLEDライトタグ、裏には加速度センサータグを貼り付けます。すると、ゴミ回収日にゴミ箱を触らなければ、LEDライトの点滅と同時にタブレット端末のアラートでも教えてくれ、出し忘れを防止できます。もうゴミの回収日をわざわざチェックしなくてもOKです」

■スマホで冷蔵庫の中身を把握! 買い忘れなどの防止に

「冷蔵庫の扉にMESHタグ(加速度センサー)を貼り付けて中にMESH対応のカメラを仕掛け、扉を開ける振動で冷蔵庫の中身を自動撮影。画像をスマホに送る設定にしておけば、最後に扉を開けた時の状態を常に確認できます。スーパーなどでもその場で冷蔵庫の中身がチェックできるので、買い忘れやムダな買い物を防止できます」

■壁をノックするだけで、家族や彼女にメールを通知

「壁にMESHタグ(加速度センサー)を貼り付ければ、ノックするだけで誰かにメールを送ることもできます。たとえば、キッチンで彼女が料理をしていて、別室で彼氏が音楽を聴きながら仕事をしている時など、彼女が壁を2、3回ノックするだけで『ご飯できたよ!』などのメッセージを送ることが可能です」

このように、様々なシーンで活用できるMESH。お手軽に家の機能を拡張させるツールとしても注目を集めそうだ。

なお、一般発売に先駆けクラウドファンディングでリリースしたところ、わずか1週間で目標額の半分に到達(※3月上旬まで継続予定)。現在1セット105ドルで販売しているので、気になる人は早めにチェックしてみよう。

(榎並紀行/やじろべえ)

<関連リンク>

MESH: Creative DIY Kit for the Connected Life

https://www.indiegogo.com/projects/mesh-creative-diy-kit-for-the-connected-life

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