嘘?本当?スマホに関する最新学説5

スマホの進化とともに、スマホに関する新たな学説が次々と発表されている…。これってどこまでホントなの!?
写真提供:asa / PIXTA(ピクスタ)

今では最も身近な電化製品となったスマホ。スマホがなければ、友人との連絡や仕事のやり取りもままならず、手放せない人も多いはず。その一方で、スマホの弊害が叫ばれることもしばしばで、人体に与える影響も世界中で研究が進んでいる。なかには「それホントなの!?」と疑ってしまうトンデモ(?)学説も。そこで今回は、ユニークな結果が報告されているスマホに関する学説を紹介しよう。

学説1■スマホ利用者の親指が発達、脳も肥大化!?
スイス・チューリッヒ大学の神経科学者は、スマホ利用者の脳の一部分で肥大・活性化が見られたと発表した。その一部分とは、「体性感覚皮質」のうちの親指の感覚や動きを司る部分。研究によると、スマホ利用者の該当部位は、ガラケー利用者より活性化しているという。スマホでは親指が多様な動きをするため、脳がその操作に適応した結果らしい。生物は長い時間をかけて身体を環境に適応させていくというが、スマホという現代の神器によって、ヒトは今まさに進化している…のかもしれない。

学説2■タバコやアルコールと比較も…スマホ依存症は深刻!?
8人に1人はスマホ依存症状態にあるという研究報告を、イギリスのダービー大学が発表。研究にかかわったHussain氏によれば、タバコやアルコールと同等とは言わずとも、影響は否定できない。さらに同教授は、「もし人々がより多くの時間をFacebookやTwitterに費やしているとしたらナルシシズム(負の性格特性)を示す傾向がある」と語る。その結果、家族や友人などの親しい人との仲の断絶もあり得るとか。

学説3■スマホ禁止が5日間分の学習時間増加に相当!?
様々な情報を得られるスマホ。そのため、「スマホが学習の効率を上げる」という説も世の中にはあるようだ。ただ一方で、スマホが浸透するイギリスの4都市で実施された調査では、“携帯電話の使用禁止”で生徒の成績が向上したという。具体的には、携帯電話の使用を禁止することは、1年間につき5日間の学習時間増加に匹敵するという結果が出たのだ。ただ、スマホを学習にうまく活用できる可能性は否定していない。結局は、生徒の学習意欲によるということ?

学説4■スマホのブルーライトを浴び続けると太る!?
目に影響を及ぼすといわれてきた、ブルーライト。しかし、目どころか体重増加につながるという恐るべき研究結果が報告された。シカゴのノースウェスタン大学によると、夜に3時間ブルーライトの刺激を受けると、空腹感と糖代謝に大きな影響をもたらすという。ただし、その原因は不明らしい。スマホが僕らの脂肪を増やそうとしていたとは、本当なら無視できない事態である。

学説5■夜9時以降のスマホ使用は翌日までひびく!?
ミシガン州立大学が様々な業界で勤める人を集めて、仕事と睡眠の状態を調査。その結果、夜9時以降、仕事のためにスマホを使うと、翌日まで疲れが残り、生産性が低下するということがわかった。脳を夜遅くまで働かせることが、睡眠作用、特に睡眠の回復機能に心理的・生理的に悪影響を及ぼすのだとか。夜、つい気になってメールチェックなどしたくなるが、我慢して布団にもぐりこむべき?

次々と登場するスマホの人体への影響。「まさか…」と疑いつつも、スマホと良好な関係を保つためには、気にかけておいた方がよいかも。
(佐藤来未)

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