SNSプロフ「宗教信仰」半数が記入

「居住地や誕生日について情報を公開していて良かったと感じたエピソードは?」の問いには、「同級生と再会できた」(38歳・女性)といった意見もあったものの、ほとんどの人が「特になし」と回答。結局のところ、記入は自己満足!ということみたいです
写真:xiangtao / PIXTA(ピクスタ)

ブラウザやアプリでFacebookを開くと、より詳細なプロフィールの入力を勧められることがある。公開範囲の制限や非公開設定はできるものの、あまりに細かい個人に関する情報まで入力するのは抵抗がある人もいるだろう。実際に、20~30代のFacebookユーザーの男女222人(男性111人、女性111人)にアンケートを行ったところ、「全てのプロフィール項目を記入している」と答えたのは、全体のうちわずか5.4%。では、記入するのに抵抗があるのはどんな項目なのだろうか?

〈記入していない人が多いプロフィール項目〉
※以下の割合は未記入の割合
1位 携帯電話番号 53.6%
2位 宗教信仰 52.7%
3位 政治観 50.5%
4位 メールアドレス 46.8%
4位 職歴 46.8%
6位 交際ステータス(独身、交際中、婚約中など) 45.9%
7位 好きな言葉 42.8%
8位 恋愛対象 40.5%

過半数が「記入していない」と答えたのは、「携帯電話番号」「宗教信仰」「政治観」の3つ。携帯番号は、セキュリティ対策としても入力を控えているのだろう。また「政治・宗教はトラブルが怖いので書かない」(41歳・男性)といった意見のように、宗教や政治への言及は避けた方が無難と判断する人が多い。また、これらの項目を入力している人も、ほとんどが「最低限の入力のみ」と答えており、「詳細に入力している」と答えた人は222人中、「宗教信仰」は14人、「政治観」は16人にとどまる。とはいえ、これら“いかにも”記入しづらい項目でさえ、半数は記入しているのには驚きだ。

一方、比較的多くの人が記入している項目は次の通り。

〈多くの人が記入しているプロフィール項目〉
※以下の割合は記入者の割合
1位 出身地 73.9%
2位 誕生日 72.5%
3位 居住地 69.8%
3位 血液型 69.8%
5位 言語 68.9%
6位 ニックネーム 65.8%
7位 自己紹介文 64.0%
8位 高校名/大学名 60.4%

「出身地」や「誕生日」は抵抗なく入力ができる人が大多数。特に誕生日については「詳細に入力している」と答えた人が49人と最多で、「誕生日にメッセージをくれる人がいるから、公開して良かった」(28歳・女性)といったコメントも寄せられた。

では、これらの項目を入力するか/しないかはどんな理由で判断しているのだろうか? 回答者から理由も聞いた。

【プロフィール項目を埋めない理由】
「知人との連絡ツールとして利用しているため、(細かく)書き込む必要性がない」(41歳・男性)
「身近な人に自分だとわかる項目だけ(埋めている)」(30歳・女性)
「特定されるような情報は書かないようにしている」(27歳・女性)
「プライベートがばれるような内容は書かない」(30歳・男性)
「価値観の違いが顕著に出るものはあまり書かないようにしている」(31歳・男性)

「知り合いとつながる」というFacebookの性質上、見る人が見れば自分とわかる、最低限の情報のみを記入している、という声が多く寄せられた。ただ、「なんとなく」(28歳・女性)、「特に理由はない」(31歳・男性)といった意見も…。意外にも(?)、求められるままに入力する人も多いのかも。

こうして見てみると、セキュリティ面を意識してほとんど情報を埋めない人から、特に深く考えず埋める人まで、その感覚は十人十色。どんな情報を公開しているかにも人柄はにじみ出る…といえるのかも?
(有栖川匠)

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