ヒットの予感!?街かどインスタプリントって?

ハッシュタグをつけてSNSに投稿するだけ!?

『日経トレンディ』の「2016年ヒット予測ランキング100」の第3位にランクインした「街かどインスタプリント」。スマホで撮影した画像をイベント会場や店舗内でプリントアウトできるというサービスだ。

旅行やイベントに行った際、記念写真をSNSに投稿することは多いが、その後はデータとして残しておくだけだろう。あえて「プリントする」ということに着目したのはなぜなのだろうか? SNSマーケティング連動型プリンターサービス「FOTOfwd(フォトフォワード)」を展開するINFORICHの内野晃宏さんに話を聞いた。

「データはいつでも見返せますし、大量に保存しておくこともできます。しかし、スマホの紛失やSNSのログインパスワード忘れで台無しになることも。写真をカタチとして残すことで、イベントや体験がより特別な思い出になると考えました」(内野さん、以下同)

InstagramやTwitterなどのSNSにイベント名や商品名など指定のハッシュタグをつけて画像を投稿。投稿した画像は即座に専用端末に読み込まれ、プリントしたい写真を選択すれば、10秒ほどで印刷されるという仕組みだ。

ユーザーが画像とあわせて商品名などをつぶやいてくれるので、プロモーション費用をかけずに、SNS上での拡散が狙えるのだという。

とはいえ、ユーザーが写真撮影をしてくれなくては意味がない。

「日本人はまだまだセルフィー(自画撮り)に抵抗があります。イベントの盛り上がりをSNS上で拡散するには、ハロウィンの仮装のように非現実的な体験をしてもらったり、思わず撮影したくなるフォトブースを準備したりと、ユーザーに『撮影したい!』と思わせる環境作りが大切になってきます」と内野さんは語る。

“街かど”という呼び名ではあるが、現段階ではパーティーやイベント会場での設置がメイン。いずれは、本当に街かどに設置されるのだろうか?

「常設店舗は4月より設置されますが、まずは、サービスや使い方を多くの人に知ってもらう必要があると考えています。イベントなどを通して全国展開していき、認知を広めていくことが目標です。将来、観光名所に設置すれば、外国人観光客を通じて、世界中に日本の魅力を発信できるのではないかと考えています」

サービスの構造は至ってシンプルな「街かどインスタプリント」。しかし、その可能性は無限大。写真を気軽にプリントできるだけでなく、観光客の増加など経済効果に影響を与えるサービスになるかも?
(播磨谷拓巳/ノオト)

関連リンク
▼FOTOfwd

http://fotofwdjapan.com/

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